終了|2018/06/02(土)17:30〜
琵琶の音と語りで安珍清姫伝説を楽しむ蟠龍寺の夕べ
現代の吟遊詩人 須田隆久と蟠龍寺 吉田上人の語りの会 第3弾
阿弥陀如来像の前 和蝋燭を灯して聴く音楽と語り
はじめまして、琵琶奏者の須田 隆久(すだ たかひさ)と申します。
このたび、蟠龍寺(ばんりゅうじ) 副住職・吉田龍雄氏のご協力を得て、不思議なくらいに様々なご縁が繋がる蟠龍寺さんとの特別な会、第三弾を開催いたします。
目黒の行人坂を下って、太鼓橋を渡った先にひっそりと佇む浄土宗のお寺・蟠龍寺。
蟠龍とは、まだ天に昇らずに地上で蟠(とぐろ)を巻く龍の意味で、天に昇る前に水中で英気を溜めている様子を表しています。
蟠龍寺は江戸の裏鬼門の鎮守でもあり、風情のある岩の洞窟内には石造弁財天が鎮座します。
弁財天といえば、一般的には「七福神」の一員としてよく知られていますが、実はヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーであり、蛇や龍の化身で水神でもあり、音楽神、福徳神、学芸神、戦勝神など幅広い性格をもつ神様。
その姿はバチを持ち、琵琶を奏しています。
今回は、この素敵なお寺の堂内に和蝋燭を灯し、阿弥陀如来像の前で心を鎮めながら、音楽やアートに造詣が深い吉田上人との語らいと、琵琶をはじめとした世界各国の歌の弾き語りをお楽しみいただきます。
テーマは、「安珍清姫伝説とその後の道成寺〜その先にあるものは?」
先日開催した「安珍清姫伝説~その後の道成寺」公演は、おかげさまで好評をいただきました。(※安珍清姫伝説についてはこちら)そこで今回は、琵琶語りや能の謡の一部を実際に聞いていただきながら、物語や詞章に散りばめられた仏教用語、そこに秘められた意味、安珍や清姫の悲しみ、苦しみ、怒り、叫び、嘆き、行き過ぎた恋の行方、その先に何があるのか?などなど・・・吉田上人とご一緒にご紹介してまいります。
その昔、お寺は勉学の場であり、芸能、文化、アートの発信地でもありました。
一千年前から受け継がれる物語に思いを馳せ、浮世を忘れるひと時をご一緒にいかがでしょうか。
初夏の夕暮れのひととき、街中にひっそりと佇む蟠龍寺へ、ぜひお立ち寄りください。
概要
日時: 2018年6月2日(土) 17時ご案内 17時半開始冥加料: 4000円(事前振り込みをお願いしております)
会場: 蟠龍寺(目黒区下目黒3-4-4)
イベント情報
- 日時
- 終了|2018/06/02(土)17:30〜
- 場所
-
蟠龍寺
東京都目黒区下目黒3-4-4
- アクセス
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・JR目黒駅から徒歩で10分
・東急目黒線不動前駅から徒歩で10分
- 費用
- 冥加料 4000円(事前振り込みをお願いしております)
- 備考
- 予約先 leonayoko@icloud.com
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